平子さんとシゲアキさんの遭遇

CMやら事前番組やら雑誌やら諸々の情報が出始めてもうすぐかあと思い始めたゼウス(三回目)

内容がどうとか編集がどうとか公式ツイッターがアレとか思うところはそれぞれありますが、ゼウス関連で思い出す話で個人的にめちゃくちゃ好きな話がありまして。

第2回目のゼウス(2016年2月11日放送)の収録の際のお話。芸人軍の出演者であるアルコ&ピースさんの『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0*1』にて平子さんが話されたお話。

何度かツイッターでも呟いてて、その際は大雑把に概要を説明したものだったんですが、ゼウスが近付いたのでまた投稿したいな~と録音を引っ張り出しました。で、今度は文字起こしして細やかに伝えたい!と思ったのですが、いかんせん文字量が多くなってしまいましてツイッターじゃあかんとなり、だったらちょっと前に作ったはてブロのアカウント使おうと久々にログインした、というのがきっかけでこれが最初の記事です。

2015年12月10日の放送*2のフリートークで平子さんが収録で起こった事を話されたものを文字起こししたものです。

言葉のニュアンスとか言い方とか、あとミニコントに入ってる部分とかもあるのでその辺は汲み取って頂きますようお願い致します。

 

 

【アルコ&ピースのオールナイトニッポン0 2016年12月10日放送】

平=平子さん  酒=酒井さん

 

平「あの~ちょとね、2ヶ月くらい前の話なんですけど」

酒「うん」

平「広島の方にロケでね、行った時に。まあ、飛行機なんですけどもね。まあ移動中俺必ず本読むから、小説とかを。で、行きの飛行機で持ってった本を読み終わっちゃったから、帰りの飛行機で時間なかったんだけど、中の売店でバタバタ本ちょっと急いで暇になっちゃうから買おうと思って、ちっちゃいからその中からパッと1冊もう手に取ってすぐ買って、ブックカバーにパッと入れて。で、俺作家の誰々だから読もうとか俺あんまないから本当にパッと手に取ったやつ買っちゃって。で、飛行機の中で読んだのよ。で、そしたら、あのー…読み始めがね少年の話なのね、最初は。頭が、冒頭が。あ~少年とかのそっち系の話かあ~と思って。俺あんまりこのタイプの本読まないんだよなあって。まあ山崎豊子さんが好きだったりちょっとノンフィクションだったりドキュメント系が好きだったりするから。あんまり読まないタイプだな~と思って。まあパラパラ読み進めていったら…あれ?あれ?って。読み進むにつれて惹かれていっちゃって」

酒「へえ~」

平「もうどっぷり浸かっちゃって」

酒「へえ~!」

平「うわ、こうなんのかこうなんのかって、あ~ちょっとおもしれえなってなって。グイグイ引き込まれて。で東京着いて、もう帰りの電車でもずーっともうハマっちゃって読んでて。で、家着いてもまだ読み終わってないからもう家でもまた続き気になって読んじゃって。で、結局わーって進めて、もう1日でガッツリ集中して読んじゃって」

酒「相当だね」

平「あー面白かったなーと思って誰書いてんだろ?と思って、カバー外して。背表紙見て。で、タイトルが『ピンクとグレー』作者がその下に書いてあるじゃん。作者『加藤シゲアキ』あー聞いたことねえけど新しい作家さんかなあと思って。え!?加藤シゲアキ!?ってなって。で裏表紙パッと見たら『NEWS加藤シゲアキ』って。出来ねえ事ねえのかこいつ!!!ってなって」

酒「おお」

平「ほんとに、ほんとに一人で声出して。出来ねえ事ねえのか!!!

酒「ははははは」

平「ガッツリ読まされたわ!!!ってなって。マジか…って」

酒「すげえなあ」

平「で、その後にも2冊出してるのかな?そっちまだ読めてないんだけど。これいつかなんか仕事上で会うことあったら伝えたいなあって思ってたの。そしたら正に昨日ですよ。あのー以前もね、まあこの番組でもお話しましたけども、TBSのゼウスの第二回目の収録がありまして。まあその内容は2月にね、ちょっとオンエアになるんでそちらの方見て頂きたいんだけども。まあこれは芸人対ジャニーズ軍でまあ色んな競技で競い合っていくっていう番組なんですけども。そのジャニーズ軍の方に加藤くんが居たじゃないですか」

酒「うん、居ましたね」

平「で、まあ競技中だったってずーっと軍と軍で離れてんだよね、座る場所が。だからあの、なんか気軽に世間話するような距離じゃないし。で、合間合間もね、またバラで行動するからそんな近付いてなんか喋れないし。でも伝えたいなあって、どっかで思ってて」

酒「おおー」

平「でも、でも緊張するなーって。急に言ってもちょっとなーって。そんな急にわっ!て。喋った事もないしね。勿論俺の事なんて知らないだろうから。あーでもな、伝えたいけども近付く暇もその感じもないなーと思ってまあ諦めてて。あーかっけえな加藤くんって変わっちゃって」

酒「かっけかったね、やっぱね」

平「怪我とかしないで欲しいなーって。段々見守り始めてきて。で、そしたらさ競技が一回セットチェンジだったりで楽屋に戻るタイミングがあるじゃないですか。舞台から裏側を通って。で、じゃあ裏側の各楽屋へお戻り下さいってなって。で、ジャニーズ軍と芸人軍でまた楽屋が別だから全然。階数も別だったじゃん。だからそんなに顔合わせる機会ないんだけど。裏側にパーっと俺帰ってったら、たまたま加藤くんがワッと俺の横にスッて入って来て。あ!加藤くんだ!って。裏のもう真っ暗な暗がりなところでね。加藤くんだ!と思って。気付いたら俺加藤くんの肩にポンッとやって『加藤くん御本読んだよ!』って俺言っちゃって」

酒「ええー!」

平「自然に。チャンスだと思ったんだろうね。『加藤くん御本読んだよ』あ、やべ、俺なんか急に馴れ馴れしい……でも言っちゃった……って。『え、本当ですか?』って言ってくれて。まあ周り真っ暗なんだけど二人で楽屋の方向に歩きながら『え、あ、ありがとうございます!』って言ってくれて。いや実は、こうこうこういうあの飛行場で誰のって知らずにパッと手にとってわーって読んでって、終わってから加藤くんのって気付いて…ドキドキしながら、あ、やべ俺説明してるわって。そしたら『えー、あ、本当ですか?ありがとうございます』って言って、こっちパッと振り向いてくれた瞬間の、角度的に舞台からの光が、その加藤くんの顔を逆光な感じでこう、射すような光がわって入ってきて。加藤くんからもう本当、もう20センチくらいの近さよ。加藤くんの横顔がふぁーって優しい感じで照らされた時の顔を見た時に…この世のものじゃない綺麗さで…あの、鼻の線から唇にかけての曲線が、神様が作った造形物みたいな…なんだこれ!?って思っちゃって。美しすぎて俺テンパっちゃって。あ~!あ~!っておじちゃんなっちゃって。そしたら加藤くんが『あの、どの本読んで下さったんですか?』って聞いてきて。『ピンクとグレー』ってずっと覚えてたんだけど、題名バーッと飛んじゃって」

酒「うわー…」

平「やべえ!失礼になる!でもすぐ答えないとなんか、話しかけたくて本当は読んでないくせに話しかけた中年になっちゃう!と思って。あっ、あの~…さ、ささ、最初の渋谷のお話!って言っちゃって」

酒「ははははははw」

平「すげえ失礼!すげえ失礼なんだよ!」

酒「ははははははw」

平「自分で言っておきながら題名吹っ飛んで。そしたら『あ、最初だと…あ、多分ピンクとグレーですかね?いや~ありがたいです、ありがとうございます』って」

酒「やさしっ」

平「『ありがたいことに今度、来年映画化されて~あの…するんけども~いや~読んで下さって嬉しいです、ありがとうございます』って言ってくれてんだよ?横で。でもその俺美しさと飛んじゃったことでテンパって、次の瞬間、俺何を思ったか反対側に逃げたんだよ」

酒「はははははははははwww」

平「加藤くんからしたら、胸の分厚い中年のおじさんが急に本褒めて急にパッと消えた…多分振り返った時俺もう居なかったと思うよ」

酒「はははははw」

平「おっきなおじちゃん見たみたいな、妖精みたいな」

酒「すげえなあ」

平「緊張した~…綺麗でさ」

酒「カッコいいもんね」

平「カッコいいよ…」

酒「ねえ」

平「ね、凄い豪華メンバーでさ。で、酒井なんか楽屋にも居なかったよね、ずっとね」

酒「僕、ほら、楽屋はもう一軍の、芸能界の一軍の」

平「まあ芸能界の一軍の、そうよね」

酒「藤本さんとか出川さんとか品川さん、狩野さんとか」

平「うん」

酒「で、俺とか雑魚…西堀*3さんも居たし」

平「あ、西堀さんも居たね」

酒「あとナダルと小宮くんで、あの大道具さんとかが居るところでずっとサッカーしてた」

平「はははははははwww」

酒「で、平子さんが一軍感出すからあそこの中でさあ」

平「一軍感別に出してないじゃん」

酒「ロンハーとかの話してて一回二回出たくらいじゃ分かんないでしょ平子さんあそこにいたってさあ。俺らずっーとナダルがパーマ大佐*4と一緒に飲んだって、朝まで飲んだって話をさあ」

平「はははははははwww俺品川さんと格闘技の話とかしてたんだよ。品川さんに格闘技の話一すると百返ってくっから俺止まんなくなっちゃってさあ」

酒「ははははwそういう話してたの?」

平「そうw」

酒「いや、あの~ちょっとさっきの話戻りますけど、あの~加藤くん。あー加藤くんっていうかシゲ」

平「うん、いや、加藤くんね」

酒「まあ俺一回飲んだことあっから」

平「…っ!?はああああ!?」

酒「番組のスタッフと三人ね」

平「なんで!?」

酒「あ?ちょっと色々あって飲むかーっつって。シゲ行くー?みたいな、うん」

平「え…!?」

酒「まあ別に、うん」

平「知ってんの!?」

酒「(平子さん)テンパってたの?大丈夫だよ、めっちゃくちゃ良い奴よ」

平「ちょっと待って…」

酒「めちゃくちゃ良い奴だから大丈夫だよ。そんな怖がることじゃないから」

平「いや、だって…」

酒「焼き鳥わーって食って。で、スペインバルみたいなとこ行って。ふつーの…普通の子だよね、本当」

平「普通…?」

酒「あんな小説、ねえ、まあ才能あると思うけど、飲んだら普通よ。そんな緊張するもんじゃない、平子さんが」

平「え、その演者は加藤くんと酒井さんと他の方ですか?」

酒「ああ、俺と、そうシゲとあとそう、スタッフさん」

平「え、加藤くんってどんな人なんですか?」

酒「本当…好青年だよね、ただの。飲んでも好青年だったよほんとに」

平「いや~…カウンター…顎打ち抜かれて頭グラグラしてるわ……マジ!?それ!」

酒「一個格上でした…」

平「マジ!?」

酒「ウソ言わないですよ」

平「いや馬鹿お前三つ格上だわ!!!」

 

以上です。今気づいたけど途中のサッカーの件居らなかったですね。

こういう芸人さんとのやり取りが大好きなのでもっと見たいなあと思いますし、そういうのが見れる企画があったら嬉しい!!!なあ!!!!

これ以外にもアルピーANNではやたらV6が出演するコーナーがあったりゲストに河合くんや五関くんが来たりとあったので、気が向いたらまとめたいと思います。

 

余談ですが、現在毎週火曜深夜0時からTBSラジオにて『アルコ&ピース D.C.GARAGE』が放送中ですので気が向いたら是非。
そしてゼウス楽しみです。うん。楽しみです。

 

*1:2013年4月~2016年3月まで続いた伝説の深夜ラジオ。一年ごとに一部昇格と二部降格を繰り返す。放送内容もパーソナリティもリスナーも全てがサイコだった。

*2:ネットに落ちてるものを聴く場合、よりにもよってキツイ世界観の企画してる回なので気を付けてください

*3:お笑いコンビマシンガンズ太田プロの毒舌王。

*4:太田プロの若手ピン芸人で音楽ネタをしている。23歳という若さで事務所ライブの一番のランクに出場している。